見学会『摂津(多田)源氏ゆかりの地を訪ねて』報告

日時 2002年10月6日(日)  11:30〜16:00
見学地
  1.満願寺  (兵庫県川西市満願寺)
  2.多田神社 (兵庫県川西市多田院)

この日は朝から雨が降かもということで、傘を用意しての参加となりましたが、集合場所である阪急宝塚線雲雀丘花屋敷駅に2〜3分遅れて到着し、改札口を出ると会員の一人が「すぐ出発するので早くバスに乗ってよ!」と大声で叫ばれていたので、あわててバスに乗り込みましたが、参加者は数名!ありゃりゃ少ないじゃないの?と思っていましたら、実はこの駅改札口が3つあって、他の人達はそちらに集まっているとのこと。でもバスはここからしか出ていないので、取りあえず先発隊ということで、7名で満願寺に向い、後続を待つことにしました。

満願寺
バスを降りて仁王門の前で後続が来るのを待っていましたが、なかなか来ないので、我々だけで先に見学することになり、目的地である源家七塔(源國房、光國、明國、仲政、國直、行國、國基の供養塔)や坂田金時の墓などを見てまわり、一通り見終わった時に後続がやってきました。


    
          満願寺金堂               源家七塔             坂田金時の墓

後続隊は見学時間があまりなかったので、あわただしく見学の後、次の見学地に向うことになりました。(先にゆっくり見ていて良かった!)

ちなみに、源家七塔の関係者の系図は次のようになります。


赤文字の人たちに付けた番号が7つの塔の右からの番号です。


多田神社
バスを乗り継いで多田神社に到着。実際は満願寺から遊歩道を20分ほど歩けばここに着くのですが、お年寄りも多いということでバスで行くことになりました。次に来るときは歩いてみたいですね。社務所で事前に案内を頼んであったため、拝殿の方に通され(通常は解放していないようです)、中でお払いをしていただき、その後禰宜の方に拝殿の他に本殿、満仲・頼光・頼信・頼義・義家の廟所、特別に見せてもらった政所跡などを案内をしていただきました。


       本殿                 廟所            拝殿前での記念撮影

最後に宝物館を見せていただき、この日の見学会は終了しました。
阪急の川西能勢口駅で解散の後、いつものように有志による飲み会を行い、楽しかったひとときの話題に花を咲かせました。
「今回は源氏だったんで、来年の見学会は平家だな!事前の下調べをしておいてくれよ!!」・・・おいおい次回の世話役は私か???